菖蒲湯

今日は端午の節句。
古代中国から始まった端午の節句は、日本へは奈良時代き伝えられたと言われています。
大雨や長雨による災害や病気の流行など、菖蒲の強い香りから邪気を祓う効果があると言われて、菖蒲湯や菖蒲酒などと言う風習が生まれたそうです。
また、鎌倉時代から江戸時代になる頃には、端午の節句は男の子の行事として認知されます。
当時は武家社会だったため、菖蒲の葉を刀に見立てて、菖蒲:しょうぶと「勝負」「尚武」などの言葉をかけ、男の子が逞しく成長することを願いました。
当時の風習を残しながら、端午の節句は今日に至っています。
菖蒲湯は、テルペンやアザロン・オイゲノールといった成分が含まれています。
これらの成分を皮膚や呼吸器から吸収すると、疲労回復・精神安定・リラックス効果・血行促進・冷え性や肩こり、自律神経を整えてくれる効果が期待されていると言わられています。

7colors Recipe:⑥ 日本の美しさ

0コメント

  • 1000 / 1000